PROGRAM INFORMATION / Brandnew-Jのプログラムやナビゲータからのメッセージを紹介

 

Message From Antarctica

地球の“今”を伝える様々なトピックをご紹介する「Real Earth」。
今夜は、先週に引き続き第49次・南極地域観測隊、総隊長でいらっしゃいます、
伊村智さんをゲストにお迎えします。

天谷)   南極はこれから季節が夏に向かって外での活動も増えてきますね・・・
井手迫)  釣りのシーズンでもありますよね。
伊村総隊長) 今年も頑張っていますよ。基地の目の前でも釣れますからね。

天谷)   釣り堀的な場所は決まっているんですか?
伊村総隊長) 一面凍ってますので、穴を掘ればできるんです。
      解氷が1m半~2mの厚さなので、ドリルで穴を開けて釣り糸をたらせば、
      できます。ハゼしか釣れませんけど、基地の周りは良い釣り場です。
      今年は引き継ぎ期間が短いので、釣り場の引継ぎができるかどうか・・・
天谷)   この後の50次隊のみなさんのスケジュールはどのようになっていますか?
伊村総隊長) 例年は11月末に出発しますが、今年は12月末になります。
      その訳は「しらせ」が廃船になってしまったので、オーストラリアの船をお借り
      して、南極の往復をします。その関係で出発が1月程遅れます。
天谷)   新しいしらせのデビューはいつになりますか?
伊村総隊長) 来年の第51次隊を南極に送り届ける時なので、来年の11月に
      公開となります。
天谷)   以前の「しらせ」との違いなどはありますか?
伊村総隊長) いわゆる「ECO SHIP」と呼ばれていて、例えば船の外販が二重になっているので、
      何かにぶつかっても油や燃料漏れをださないので、海洋汚染に対して手を尽く
      している船ですね。

天谷) みなさんが地道に活動されて引継ぎをして、ずっと渡してくれている
      この観測の意味とはどういう風に感じてますか?
伊村総隊長)   一番大事なことは継続していくということですね。二酸化炭素を測ったり
      地道な事ばっかりやっているんですが、
      それを積み重ねて見えてくるものが大事なので、そのためには観測を毎年
      続けて行く事=タスキ渡しですね。駅伝みたいのもので、それをいかに
      続けていくかということが1番大きな事だと思います。
井手迫)  昭和基地は1番地道な活動を続けていることが世界的に評価されていますからね。
天谷)   なによりもバトンを落とさないということが大前提にあるのかもしれないですね。

天谷)   さて、これからまもなく南極にこられる50次隊の方、そしてこれから応募しようと
      考えているリスナーに向けてエールやメッセージはありますか?
伊村総隊長)  今回Brandnew-Jで南極の紹介をしてもらってますけども、
       世間的には南極観測って昔に比べると関心は下がっているというのは
       間違いないと思うんです。
       ですから是非そういう関心を取り戻して頂いて、
       南極ってものの捉え直しを是非して頂きたいですね。

井手迫)  南極は地球上で最もきれいな青空が広がる場所と言われていますし、
      きれいな環境をもっとアピールしてそこで行われている地道な観測も、
      もっとみなさんに知ってもらいたいですね。
      是非釣りバカ日誌で(笑)
伊村総隊長) やりたいな~
天谷)   では、みんなで企画を持って行きましょう(笑)

2週に渡って、第49次隊の総括と今後の観測への期待などを伺いました。

第49次・南極地域観測隊、総隊長でいらっしゃいます、
伊村智さんをゲストにお迎え致しました。