このコーナーでは、南極の昭和基地と中継をつないで、南極の今の様子をお伝えしていきます。
今回は、第49次・南極地域観測隊の【稲葉充久隊員】に、“昭和基地でのシステム管理”について、お話を伺いました。
この番組で、南極と東京を中継で結べるのも、稲葉隊員の活動の賜物!
分かり易くレクチャーして頂きました☆
Q、今日の東京は、春爛漫。昭和基地のお天気は??
曇りです。風が殆ど無く穏やかですが、一昨日・昨日、そして明日からが吹雪。
気温はマイナス13度で、平年より少し低めです。
4月1日には最低気温マイナス22度を記録し、大分寒くなってきました。
Q、自己紹介。
観測隊には初参加になります。
担当は、昭和基地の情報通信ネットワーク基盤の保守・運用。
インターネットや、基地内部のコンピューター同士を結ぶネットーワークのお守りをするのが主な仕事です。
Q、基地のネット事情。いつ頃整備されたのでしょう??
現在の形に整備されたのは4年前の、45次隊。
日本の一般家庭と同じく、常時接続できる状態になりました。
それまでは、一日に何回か、メールだけ転送できるという通信方法。
最も大きく変わったのは、観測データを、ほぼリアルタイムで、日本等でも利用できるようになった点。
新鮮なデータが使えるようになった・・・というのが、模範的解答かと思います(笑)
その他の業務にも役立ちますし、家族との連絡などにも便利。
この番組ができるというのも、大きな変化です。
Q、この中継(東京―南極)は、どういった回線で行われているのですか??
インテルサットという、通信衛星を利用しています。
海外生中継と似たような仕組みで、音声が遅れて聞こえたりします。
衛星は、赤道上空約3万6千キロのインド洋上空。電波が届くギリギリの所にあるので、
直径7.6mの大きなアンテナを使用して中継しています。
Q、大変だったエピソード。
万が一停電が起きた時に、それを保護する機械=UPSのバッテリーが古くなったので、
先日交換したのですが・・・これがかなりの大容量で、万が一感電してしまうと、即あの世に行けてしまう程、危険。
通常だと、メーカーの技術員の方しか触れないようなものなので、これは大変でした。
また、衛星通信に使うものは繊細なので、非常に気を使います。
稲葉隊員、有難うございました!!引き続き、宜しくお願い致します!!