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Message From Antarctica

このコーナーでは、南極の昭和基地と中継をつないで、南極の今の様子をお伝えしていきます。
今回は、第49次・南極地域観測隊の【橋本信子隊員】に、“昭和基地の医療”について、お話を伺いました。

Q、自己紹介。
橋本信子です。普段、日本では形成外科医をしています。こちらでは医療を担当。

Q、今日の東京は、暖かい雨。南極・昭和基地は??
今現在は-4度で、曇り。風が殆どない、穏やかなお天気です。

Q、南極でかかりやすい病気、怪我は?
隊員は皆さん、健康・安全に気を遣っているので、少ないです。
敢えて言えば、南極までの船旅で、船酔いに苦しんだ人が多い。
意外にないのは、風邪。船旅中はありましたが、南極に着てからはなくなりました。
寒さでウイルスが繁殖できないからだと言われています。

Q、健康管理、どこに気遣い?
基本的には隊員の皆さんが、気を遣ってくれていますが・・・、
定期的に隊員の血液検査を行って、健康指導をしています。
また、南極では新鮮な野菜が手に入らないので、食生活が偏る心配がある。
その対策として、医務室で、カイワレやモヤシ等の栽培を行っています。

Q、医療研究はどんなことを??
ここ4、5年継続しているのは、心理の研究。
南極は、隔離された特殊な世界。人間の心理状態がどのように変化するのか、
隊員にアンケートや絵で表現してもらい、日本に帰ってから第三者が評価します。
また、紫外線の影響を見る為、細胞の培養の実験を行います。

Q、今後は??
極夜(白夜の反対。日中でも太陽が沈んだ状態。)が来るので、
睡眠障害など、体調不良の相談に乗る必要が出てくるかと思います。
また、生物を扱う部門として、10月頃~ペンギン調査を行います。
同じ頃、オゾンホールの時期になるので、紫外線・皮膚細胞の実験の研究も行う予定。


橋本さん、有難うございました!!