毎月、クラシックやクラシックを基調とした旋律の美しい楽曲をピックアップする
Brandnew-J CLASSICAL SELECTION
第11弾となる今月2月のPick Up Songは下記の6曲です。
・亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)
/ ピエール・ブーレーズ、クリーブランド管弦楽団
ラヴェルはフランス近代印象派を代表する作曲家で、
優雅で繊細な美しい曲を多く残しています。
「パヴァーヌ」とはゆったりとしたテンポの宮廷舞曲を言い、
この曲はルーヴル美術館に飾られた1枚の王女の肖像画を見て、
ラヴェルが得た印象を曲に表したものと言われています。
・パガニーニの主題による狂詩曲 作品43(ラフマニノフ)
/ 小山実稚恵
超絶的な演奏テクニックゆえに「悪魔に魂を売った」とまで言われたヴァイオリニスト、
パガニーニ。
そのパガニーニの「24の奇想曲」のテーマを用い、
オリジナリティあふれる変奏曲に仕上げたラフマニノフ。
今回はこの変奏曲の中でも特に人気の高い、第18変奏をお届けします。
・組曲「ペレアスとメリザンド」(フォーレ)
/ ズービン・メータ
戯曲「ペレアスとメリザンド」の付随音楽として後に加えられた
フォーレの作品「シシリエンヌ」。
シシリエンヌは舞曲の中の一つで劇中、
二人の主人公が愛を語り合うシーンに使われています。
フルートの繊細なメロディーが印象的な一曲です。
・カノン ニ長調(バッヘルベル)
/ レイモンド・レッパード、イギリス室内管弦楽団
誰もが一度は耳にしたことがある名曲のひとつ。
作曲者のパッヘルベルは、バッハの兄クリストフに音楽を教え、
バッハ自身にも多くの影響を与えた人物とされています。
3声の輪唱と通奏低音が見事なハーモニーを生み出します。
・付随音楽「ロザムンデ」D.797より 間奏曲 第3番 (シューベルト)
/ ジョージ・セル、クリーブランド管弦楽団
この曲は、劇「キュプロスの女王ロザムンデ」の付帯音楽でした。
しかし、わずか2回の公演で打ち切られ台本も失われた現在、
詳細を知ることは難しいですが、音楽だけは名作として現代に残っています。
温かで優美な旋律が心地よく響きます。
・ワルツ第9番変イ長調 作品69-1(別れのワルツ)(ショパン)
/ 中村紘子
「別れのワルツ」の名で親しまれているこの作品。
ショパンと婚約まで交わしたものの、後に破局してしまったマリアへ捧げられた曲。
マリアとの幸せな日々と愛情が感じられる一曲です。
国民的ピアニスト、中村紘子の演奏でお届けします。